セラミド配合化粧品の選び方!セラミドが潤い肌を作る

あごニキビの要因となる乾燥。あなたはどのように肌の乾燥対策をしていますか?「化粧水をたくさんつける」「化粧水パックを長時間おこなう」こういった肌の潤い対策はあまり効果がありません。潤い肌を復活させるには、セラミド配合化粧品が一番効果的です。ここでは、セラミドの効果や、セラミド配合化粧品の選び方をご紹介します。

肌が潤うとは?

肌の潤いは「化粧水をつければ保湿は万全!」とおもっていませんか?もちろん化粧水をつけた直後は潤っている感じがしますが、化粧水は大半が水ですので、30分程度で蒸発してしまいます。また、顔の角層は20枚ほどが重なっていますが、化粧水は角層の2~3層目までしか浸透しません。これでは潤った肌とは言えません。

では、潤った肌とはどのような状態のことを指すのでしょうか。

皮膚科学的な潤った肌とは、皮膚の中に水分を蓄えておける状態を指します。健康な肌は20~30%の水分を含んでいます。秋冬に大気中の湿度が低くなると、肌から水分が蒸発しやすくなりますが、もし湿度が0%になっても、水分がすべて蒸発するこはありません。これは肌の保湿成分が働いているおかげです。

保湿物質「セラミド」とは

  • 1.皮脂
  • 2.天然保湿因子
  • 3.角質細胞間脂質(セラミドなど)

肌の保湿成分には、上の3つがあります。この中で角質細胞間脂質(セラミドなど)は、皮膚の水分保持の80%を担っています。セラミドは水分をサンドイッチ状に挟み込む性質があり、一度水分をつかむと湿度が0%になっても蒸発することはありません。

セラミドを豊富に含んだ肌は、うるおいに満ちた肌といえます。

セラミドは加齢とともに減少する・・・

潤い成分のセラミドですが、残念ながら加齢とともに減少していきます。そのため肌の水分量も減っていきます。セラミド入りの栄養ドリンクなどもありますが、セラミドを飲んだからと言って増えません。

セラミドは化粧品で補える!セラミド配合化粧品の選び方

年を重ねるごとに減少するセラミドですが、化粧品で補うことができます。セラミド配合化粧品を選ぶときのポイントは、3つあります。

  • セラミド配合化粧品は美容液や乳液を選ぶ
  • セラミド1,2,3配合化粧品を選ぶ
  • 安いものは買わない

セラミド配合化粧品は美容液や乳液を選ぶ

美容液や乳液に配合されたものを選びましょう。セラミドは水に溶けにくいため、化粧水に配合されているものは、微量しか入っていない可能性があります。

セラミド1,2,3配合化粧品を選ぶ

セラミドには、現在分かっているだけで、セラミド1~セラミド7の約7種類あります。それぞれ働きに若干の差があります。保湿力に優れているのは、セラミド1、2、3になります。美容液や乳液を選ぶ際は、成分表記を確認して、いずれかが入っているかチェックしましょう。

3000円以下の安いものは買わない

「セラミド配合化粧品」と宣伝されていも、極端に安い値段のものは、気を付けましょう。セラミドは化粧品原料として高価なものなので、安い化粧品には微量にしか入っていない可能性があります。目安として3000円以上のセラミド配合化粧品を選ぶようにしましょう。


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