ニキビに効く有効成分6つ!基礎化粧品は成分を見て選ぼう
あなたは化粧品の成分を見たことがありますか?
2000年から化粧品にも全成分の表示が義務づけられました。パッケージを見ればどのような成分が入っているか誰でも分かるようになったのです。でも、化粧品の中には「美肌」「アンチエイジング」といった宣伝文句だけで、実は効果の薄い成分しか入っていない場合もたくさんあります。賢く基礎化粧品を選ぶには、成分とその効果を理解していることが大切です。ここでは、ニキビに効果のある成分を6つ紹介します。
AHA(別名:アルファヒドロキシ酸)
ニキビの原因となる厚くなった角質と毛穴につまった脂を溶かす作用があります。また、角栓が取り除かれることにより、膿が外にでやすくなることから、赤ニキビにも効果があります。
イオウ
硫黄は皮膚を乾燥させて角質を取り除く作用があります。でき始めの白ニキビや炎症のある赤ニキビに有効です。
ビタミンC誘導体(別名:リン酸アスコルビル Mg)
炎症を抑える作用があるため、赤ニキビに有効です。皮脂の分泌を抑えて白ニキビをできにくくする効果もあります。また、毛穴を縮小させる効果も期待できるため、美肌を目指すなら欠かせない成分です。
サリチル酸
角質をはがれやすさせ、白ニキビの形成を抑える効果があります。
レゾルシン
角質をはがす作用と殺菌作用があるため、これも白ニキビに効果があります。
アダパレン(別名:ディフェリンゲル、ビタミンA誘導体)
皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を早めるレチノイン酸に似た作用があるが、レチノイン酸に比べて刺激が少ないのが特徴です。白ニキビの形成を抑えます。また、ニキビの初期段階で使用すると、炎症の強いニキビの進行を妨げ、赤ニキビを減らすことができます。
おわりに
いかがでしたか?あなたの自宅にある化粧品には上で挙げた成分は入っていましたか?ビタミンC誘導体に関しては、シミやくすみ、毛穴の収縮などオールマイティーに作用する美肌成分です。今後、基礎化粧品を買うときは、成分表記をチェックしてみてください。成分の作用を理解して選べば、あなたの肌も今よりずっと綺麗になります。
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