顎にできた白ニキビの治し方・ケア
顎にプツプツと小さな吹き出物ができたら、それは白ニキビです。閉鎖面皰(コメド)とも言われています。ここでは、白ニキビの症状とケアの方法についてご紹介します。
顎は白ニキビができやすい
顎には汗腺がほとんどなく、顔の中でもっとも乾燥しやすいの部位です。ただし、皮脂は多く分泌されるため、毛穴のつまりは起こりやすいのが特徴です。皮脂による毛穴の詰まりが多い部位のため、顎の周辺は白ニキビができやすいと言えます。
白ニキビ(コメド)ってどんな症状?
白ニキビはホルモンバランスの崩れなどの原因から、皮膚の角質が厚くなり、毛穴を塞いでしまった状態のことです。古くなった角質が毛穴を塞ぎ、皮脂が溜まっているため、白く見えます。
角質が毛穴を塞いでしまっているため、指先で力いっぱい押しても溜まった皮脂はでてきません。
白ニキビは、ニキビの赤ちゃんのような状態で、まだ炎症は起こしていません。そのため、痛みや痒みも無いのが特徴です。白ニキビの段階では、自然に治癒することもありますが、間違ったスキンケアや放置することで、炎症をともなう赤ニキビや黄色ニキビへと成長していきます。
白ニキビの段階で正しくケアをすればニキビ痕が残らないので、早めの治療をおこないましょう。
白ニキビのケアは毛穴の詰まりと皮脂分泌を抑える!
治療とケアは、毛穴の詰まりと、皮脂の分泌を抑えることが必要です。毛穴のつまりは、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)の異常や、油性の化粧品(ファンデーションなど)により起こります。化粧品を肌に優しいものに変えつつ、正しい洗顔をおこない毛穴の詰まりを解消しましょう。また、皮膚科へ行けば、白ニキビに小さな穴をあけて皮脂を抜く治療をしてくれます。これはアクネプッシャー(面皰圧出器)といわれる治療法です。※一般人がニキビに穴をあけると炎症がひどくなるのでやめましょう。
皮脂量を抑えるには、食事やサプリメントからビタミンB2,B6を摂るようにしましょう。ビタミンB群には皮脂分泌を抑える働きがあります。詳細はニキビの食事ケアのポイント6つで紹介しています。
皮脂を抑える薬も皮膚科で処方してもらえるので、ニキビ痕になる前に、病院で治療するのもよいでしょう。
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最終更新日:2014/12/31