ニキビを予防!肌質ごとのスキンケアの考え方
肌質ごとにスキンケアで気を付けるポイントは異なります。間違えたスキンケアをすればニキビを悪化させる可能性もあります。自分でできる肌質診断で本当の肌質をチェックしたら、自分にあった肌のお手入れをおこないましょう。
オイリースキンのスキンケア
オイリースキンの特徴は、皮脂と水分がじゅうぶんに分泌されていることです。皮脂の分泌量が多いためニキビになりやすい体質といえます。しかし、良い面もあり、オイリースキンの肌質は、外からの刺激に強くシワのできにくいという利点もあります。
この肌質は、皮脂も水分も足りているので、洗顔を正しくおこなうだけでよいです。朝晩の2回きちんとした洗顔をおこないましょう。夜の洗顔は、クレンジングの後に蒸しタオルを顔にのせて毛穴を開かせた後おこなうと、綺麗に皮脂を洗い流せます。
既に皮脂によって保湿されているため、保湿剤は必要ありません。保湿クリームなどを塗ることで、結果的に皮脂を留めてしまいニキビを悪化させることもあります。
混合肌のスキンケア
混合肌の特徴は、乾燥した箇所とオイリーな部分を持ち合わせていることです。Tゾーンはテカテカしているのに顎などのUゾーンはカサカサしている人はこのタイプの肌質です。
混合肌は皮脂が多く水分が少ない状態ですので、化粧水で水分を補給しましょう。化粧水で水分を補ったあと、乾燥しやすい部位に美容液を塗ります。保湿剤はクリームタイプではなく、乳液タイプを選びましょう。
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌の特徴は、皮脂と水分が常に不足しているということです。皮膚がすぐに粉を吹いたり、ヒリヒリと痛んだりします。アトピー体質に似ている肌質です。女性はホルモンの関係上、50歳を過ぎると皮脂量が急に減るため、ほとんどの女性が肌に乾燥を感じるようになります。
スキンケアのポイントは、肌のバリア機能を高めるところにあります。洗顔後は時間を空けずに化粧水をたっぷりと浸透させて、セラミドやビタミンAの入ったクリームで保湿するようにしましょう。朝の洗顔は石鹸を使わずにぬるま湯ですすぐだけでじゅうぶんです。
おわりに
女性誌などでは「美肌のためには潤いが一番!」と書いてありますが、人それぞれ肌質が違えば、対処方法も違います。保湿剤がニキビを悪化させることもあります。余分な保湿は肌トラブルの元となるのです。
自分に合った肌質ごとのスキンケアと化粧品で健康な美肌を目指しましょう!
公開日:
最終更新日:2015/01/02